iPhoneのウイルス対策は?

iPhoneのウイルス対策は?
iPhoneもウイルスに感染します。もっとも、通常の取り扱いをしているiPhoneに限って言えば、いまだかつてウイルス感染の発生がアップルに報告された例はないとのことです。それは、iOSの保護機能とそれによりApp Storeのアプリしかインストールできないことによって、iPhoneがウイルスの脅威から守られてきたと言えるでしょう。
しかし、一部のiPhoneユーザーの間では、iOSの保護機能を無効にしてどのようなアプリでも自由にインストールできるようにすることが盛んに行なわれており、その行為をアメリカではスラングから発展した専門用語で脱獄(jailbreak)と呼んでいます。そのような脱獄iPhoneは、ウイルスなどのマルウェア(悪意のある危険なソフト)に対して無防備な状態になります。実際、脱獄iPhoneがウイルス感染した事例はセキュリティソフト会社によって公表されています。


脱獄せずにApp Storeのアプリしかインストールしないようにしていれば、iPhoneがアプリに仕組まれたウイルスに感染する可能性は、限りなくゼロに近いと言えるでしょう。しかし、iPhoneがウイルスに感染する経路は不審なアプリだけではありません。パソコンの場合と同様に、メールの添付ファイルやWebサイト、DropBoxなどで共有したメディアファイルなどからも感染する可能性があります。
Windows PCにおけるようなウイルスの危険をiPhoneユーザーが感じずにいられたのは、これまでが幸運だったと言っても過言ではないでしょう。ウイルスなどのマルウェアによってiPhone自体がダメージを受けることや、iPhoneに記憶したデータが盗難・改竄されること、iPhoneを経由してホームネットワークや会社のネットワーク上にあるパソコンに感染することなどに不安を感じる人は、App Storeから対策アプリを購入してインストールすることをおすすめします。
★参考アプリ VirusBarrier by Intego
※http://itunes.apple.com/jp/app/virusbarrier/id436111378?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

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